おすすめの法人向けパソコン10社を徹底比較してみた!
今やどんなビジネスにも欠かせないアイテムとなっているパソコンですが、調べてみると法人向けPCの情報は意外と少なかったのでまとめてみることにします。
ビジネス向けのPCも昔と違い多様化してきていますから、用途と予算に応じて最適な製品を選びたいですよね。今回は、おすすめの法人向けPCメーカー7社を特徴ごとに比較していきたいと思います。
マウスコンピューター
品質の高さと圧倒的なコストパフォーマンスで近年急速にシェアを広げている大手BTOメーカーです。24時間365日対応可能な電話サポートが大きな特徴で、高い評価を受けています。ビジネス向けでは、堅牢性を高めた防塵耐衝撃設計のノートパソコンが人気。多くの企業や教育機関への導入実績もあり、初めての利用でも安心して利用できるショップになっています。
NEC
法人向けでは国内シェアNo.1の言わずと知れた老舗メーカー。企業向けから官公庁、教育機関など幅広い分野で利用されており、その品質は折り紙付きです。安価でスタンダードなPCから高性能のハイエンドPCまで豊富なラインナップで、分かりやすいシンプルな構成が特徴。購入後のサポートも充実しており万人におすすめできるメーカーとなっています。
富士通
NECに次いで法人向け国内シェア2位の大手PCメーカー。ビジネス向けにも多機能なPCを販売しており、ハイエンドの価格帯が充実している印象です。短納期モデルや直販モデルなども用意されているので、即納希望の場合もすぐに対応してもらえます。シンプルながらも差し色を使ったオシャレなデザインも魅力。
FRONTIER
カスタマイズ性の高いBTOショップの中でも特に低価格帯が充実しているショップです。デスクトップ、ノートパソコンともに無駄のないシンプルな構成でコスト面を抑えたラインナップが特徴。構成にこだわりたいけどできるだけ予算は抑えたいという方におすすめです。
TSUKUMO
ヤマダ電機傘下の国内PCショップ大手。ビジネス向けではピンポイントの用途を抑えたラインナップが特徴で、画像解析向け、デジタルコンテンツ向け、設計業務向けなど、コアなニーズに応えた品ぞろえとなっています。ワークステーションと呼ばれる高性能PCが特に充実。
DELL
ビジネス向け多機能PCの先駆けとして知られるアメリカのPCメーカー。近年は個人向けに力を入れてきている印象も強いですが、法人向けでも世界的に高いシェアをキープしています。HPと違い海外(中国)でのサポートとなる場合があるので、サポート面をそれほど気にしないという方であれば価格の面でも有力な選択肢になるメーカーと言えます。
パソコン工房
こちらは低価格帯のパソコンが特に充実しているお店です。3万円台から購入できる製品もあり、予算に余裕がない場合や台数をそろえたい場合にもおすすめ。ビジネス用途でも個人向けに負けないほどのバリエーションが魅力。場所を取らないコンパクトな省スペースPCにも強みがあり、使い勝手の良さもなかなかです。
Lenovo
ノートPCの導入を考えているならレノボの製品がおすすめです。ハイスペックかつコストパフォーマンスの高い製品が数多く揃っているので幅広いシチュエーションで利用可能で、特に国内生産のThinkPadは軽量で持ち運びにもかなり便利です。実用性を兼ね備えたスタイリッシュなデザインも大きな魅力。
HP
ここ数年で販売台数を大きく伸ばしてきているアメリカのPCメーカー、ヒューレット・パッカードです。法人向けでは超小型PCから一体型PCまで個人用と遜色のない品ぞろえの豊富さが大きな魅力です。また、低価格のデスクトップも充実しているのでコストパフォーマンス重視の場合にもおすすめできるメーカーです。
ドスパラ
非常に高いカスタマイズ性を誇り、幅広く人気を獲得しているBTOショップです。法人向けのPCもかなり充実しており、パーツ1つ1つを自由にカスタマイズできるという点が大きな魅力です。用意されているモデルの種類も多いので、ミドルクラス以上の用途であれば特におすすめのPCメーカーです。
個人向けPCと法人向けPCの違い
法人向けでは、ビジネスでの利用が想定されているため、付属のソフトやサービスが最低限に抑えられています。そのため、高い性能を要求される場面には向かない反面安い価格で購入でき、複数台の導入に向いているという特徴があります。
また、近年ではビジネス向けのハイスペックPCの需要が高まってきているため、画像処理やデザイン、プログラミングなどITの専門職で利用できるような高性能PCも数多く販売されています。その場合も個人向けに比べて拡張性を抑えて価格を下げているといったパターンが多くなっています。
ビジネス用パソコンの選び方
まず大きく分けて、据え置き型のデスクトップパソコンと、持ち運べるノートパソコンの2種類から選ぶことになります。デスクワーク中心で持ち運ぶ必要のない場合はデスクトップ、社内の別の場所や外に持ち出す可能性がある場合はノートパソコンを選ぶと良いと思います。
また、ノートパソコンを選ぶ場合は本体の重量も考慮に入れると良いでしょう。場所を選ばず仕事ができるようなワークスタイルであれば軽量のもの、基本は机に固定で使う場合は重量よりもスペックや価格を重視するのがおすすめです。
法人向けPCの価格帯について
・エントリークラス【~5万円】
Webサイトの閲覧やメールの送受信、簡単な文書作成ができればOKという場合は、こちらの価格帯で十分です。複雑な処理はできませんが、PCとしての基本的な機能は揃っていますから、とりあえず一通り導入したいという場合にもおすすめ。
・ミドルクラス【5~10万円】
複数のオフィスソフトの使用や、動画の閲覧などビジネス一般的な利用を想定した価格帯です。レスポンスの速さなど、ある程度快適な操作性を求める場合もミドルクラスにしておいた方が無難でしょう。専門的な用途でなければスペック不足で困るということも少ないと思います。
・ハイエンド【10~15万円】
デザインや設計など一般的なIT系の職種で利用される価格帯です。PCを使った業務が中心である場合もハイエンドPCがおすすめ。法人向けPCの中では高性能な製品ですから、日々の業務でストレスを感じるということはないでしょう。
・ワークステーション【15万円~】
CGなどのや画像処理や高度なデザイン等専門的な研究、開発職で利用されるPCです。これらはワークステーションと呼ばれ、価格は15~100万円まで様々です。用途によって要求されるスペックも大きく異なりますので、業務に必要な性能をあらかじめ把握したうえで購入するということになります。
いかがでしたか?法人向けのPCは一度に複数台購入する場合も多いですから、自社での用途を把握した上で最適なPCを購入するようにしたいですよね。ビジネス用途のPCも年々ラインナップが充実してきていています。同じ価格帯のパソコンでもメーカーごとに様々な特徴がありますから、少しでもパソコン選びの参考にしていただければ幸いです。