【2020】おすすめのBTOデスクトップパソコン15社を徹底比較してみた!
モバイル端末の普及によって最近影が薄くなってきているデスクトップパソコンですが、自宅で据え置きで使う場合や動画編集や画像処理、最新のゲームなど高い性能を必要とする場面ではやはりデスクトップを使いたいですよね。
ただ、パソコンは長く使える分だけどうしても高価な買い物になりますから、コストパフォーマンスを見極めることも大切です。高額なパソコンであれば同じ性能でもお店の違いで数万円の差が出ることもあります。そこで今回は、おすすめのデスクトップパソコンメーカー15社を徹底比較してみます!ぜひ皆さんのパソコン選びの参考にしていただければ幸いです。
おすすめのBTOショップ
BTO系のデスクトップパソコンは、パーツ一つ一つまで自分で指定できるという高い拡張性が特徴です。ユーザー個別の用途に合わせたPCを用意することができるので、その分安く購入でき、必然的にコストパフォーマンスも高くなります。最近はメーカー製と変わらないレベルでサポートが充実してきているところも嬉しいポイント。
ドスパラ
BTO系を代表するショップの一つがこちらのドスパラです。BTOパソコンではトップクラスのシェアを誇っており、ネット専売が基本のBTO系の中全国に多数の実店舗を構える安心感も人気の要因でしょう。サポートも充実しており、当日出荷も可能という納期の速さも助かりますね。ゲーマーの方は同社のゲームングPCブランド「ガレリア」もおすすめです。
Frontier
デスクトップパソコンの中でも特に高性能PCに力を入れているショップです。ゲーミングPCとクリエイター向けPCではかなり充実した品ぞろえを誇っているので、とにかくスペックにこだわりたいという方にはおすすめ。カスタマイズ性も高く、オーダーメイドPCを代表するようなショップと言えるでしょう。
マウスコンピューター
近年急速に業績を拡大している人気パソコンショップです。マウスコンピューターの特徴は、BTO系の中では群を抜いて手厚いサポート体制が挙げられます。特に24時間電話サポートはかなりのインパクトがありますね。困ったことがあればいつでもどこでもサポートを受けられるという独自のシステムが好評の秘訣となっています。
TSUKUMO
国内店舗数No.1のヤマダ電機グループ傘下のBTOショップです。エントリーモデルからハイエンドPCまでバランスの取れた品ぞろえが特徴です。カスタマイズ性はかなり高いので、パーツ構成にこだわりたいという方には特におすすめです。期間限定のセールが頻繁に行われているので、軽く覗いてみるだけでも思わぬ掘り出し物があるかも。
パソコン工房
価格の安さでかなりの存在感を放つ人気ショップです。エントリークラスの製品が安いというのはある意味当然なのですが、ここはゲーミングPCなどミドルクラス以上のPCでもリーズナブルな製品が揃っているので、コスパ重視の方におすすめのショップとなっています。こちらも全国の実店舗でサポートが受けられるようになっています。
Sycom
Sycomは、品質面で高い評価を受けているBTOショップです。パーツ間の相性など、細部までこだわり抜かれた構成が特徴。個人的にここは、負荷をかけても全く音のしない高品質な静音PCがおすすめです。そういったコアなニーズにこたえてくれるのも嬉しいところですね。自作ユーザーも納得のカスタマイズ性も大きな強み。
VSPEC
こちらはミドルクラス以上のカスタマイズ性の高さが人気のショップとなっています。パーツの選択肢が他社に比べかなり豊富なので、細部までこだわった製品を購入することができます。また、ゲーム、デイトレードやマイニングなどコンセプトが決められた製品が多く揃っているので、BTOの強みを生かしたニッチな用途を求める方には特におすすめできるお店です。
ストーム
知る人ぞ知るBTOの老舗メーカーです。こちらのサイトはパーツごとの価格差がわかりやすい構成になっているので、PCパーツの相場を比較する場合にも便利なショップです。良くも悪くも玄人向けといった感じではありますが、パソコンジャンキーな方はぜひ一度覗いてみてほしいお店ですね。
SEVEN
カスタマイズ性の高さと価格面のバランスが良いショップです。こちらもそこそこ知識がある方向けにはなりますが、コアな製品でコストパフォーマンスを重視される方には特におすすめです。PCパーツの中でも特にケースの種類が豊富にそろっているので、デザイン面を重視される方にとっても有力な選択肢の一つです。
メーカー系
メーカー系のデスクトップパソコンはPCの構成などがわかりやすく、初心者の方のパソコン選びには最適です。アプリケーションの使い方なども丁寧にサポートされているので安心。製品自体の信頼性も高く、故障した場合の保証なども充実しています。カスタマイズ性はBTO専門のショップには劣りますが、近年はパーツを個別に変更できる製品も増えて来ています。
NEC
NECは、パソコン業界においても長い歴史を持つ老舗のPCメーカーです。企業向けにも多数の販売実績を誇っていて、製品の信頼性はピカイチです。過去にはデザイン面で難があるといわれていた時期もありましたが、最近では個人向けのオシャレなデザインの製品も増え、デスクトップPCメーカーの中でも安定した選択肢の一つと言えます。
富士通
NECと並ぶ国内PCメーカーの老舗です。富士通はメーカー系PCの中でも特に高性能PCに力を入れており、高いスペックが要求されることの多いデスクトップPCにおいても高いシェアを誇っています。メーカー系の安定感とカスタマイズ性を両立した製品が特長で、クリエイティブ用途のパソコンであれば自信をもっておすすめできます。
東芝
東芝は、国内メーカーの中でも特にオールインワンデスクトップに力を入れています。オールインワンデスクトップとは、PC本体とモニターが一体となっている製品のことで、省スペースと高性能を両立させているところが大きな特徴です。デザインに優れた製品も多く、テレビやゲームとしての利用を検討されている方にもおすすめです。
HP(ヒューレット ・ パッカード)
ヒューレット・パッカードは、PC業界で世界シェアNo.1を誇るアメリカの老舗企業です。海外メーカーならではの洗練されたデザインと高いコストパフォーマンスが特徴で、標準的なエントリーモデルからハイスペックゲーミングPCまで万人におすすめできる製品が揃っています。とにかく安く購入したい!という方にはアウトレット品もおすすめです。
DELL
HPと並んで世界的に高いシェアを誇るPCメーカーです。ゲーミングPCのALIENWAREなど、特定用途向けの製品が強く、コアユーザーからも高い支持を得ています。サポートは国内企業に比べるとそこそこなので、その辺をあまり重視しない方には特におすすめできるメーカーとなっています。
Lenovo
レノボはできるだけ安価でハイスペックPCを購入したいという方に特におすすめのメーカーです。最新のCPUやグラフィックボードを使った高価格帯のPCが充実しているので、ビジネス用からプライベート用まで少し性能の高いパソコンを買いたいという方は一度覗いてみてはいかがでしょうか。
デスクトップパソコンの価格帯について
【10万円以下】一般的な用途のエントリークラス
ビジネス用途や動画視聴、簡単なゲームなど、比較的処理の軽い利用を想定した価格帯となります。エントリークラスとはいっても、ノートパソコンとは違いこの価格帯でもある程度の性能は備えていますから、ライトユーザーでそこまでのこだわりが無ければ10万円程度のPCでOKだと思います。
【10~20万円】ゲームや動画編集などもある程度やりたい方向けのミドルクラス
デスクトップPCの購入を検討されている方は、ある程度動作の重い環境での利用を想定される方も多いと思いますので、そういった方はこちらの価格帯を選ぶと良いと思います。ハイスペックなゲームでも画質を調整すればほとんどのゲームは快適にプレイ可能ですし、性能面で困るということはそれほどないでしょう。
【20万円以上】最高画質でのゲームプレイや4K動画編集向けのハイエンド
最新のゲームを最高の画質でプレイしたいという方や、フルHDから4Kでの動画編集を検討されている方はこちらのハイエンドPCがおすすめ。大容量のSSDを詰みたいという方やブルーレイレコーダーを入れたいという方もこの辺の価格帯になってくると思います。基本的にはどういった利用でも対応可能なハイスペックPCです。
PCのパーツについて
CPU
パソコンの基本的な動作を担当するパーツです。基本的には値段が高いほど性能が上がり、アプリケーションの処理などが高速になります。パソコンの動作を快適にしたい場合はCPUを高性能なものにするとよいでしょう。
グラフィックボード(GPU)
グラフィックボードやビデオカードなどと呼ばれるパソコンの画像処理を担当するパーツです。主にゲームや画像処理などに利用されるので、画像系の処理が必要な方はこちらのパーツを搭載したPCを購入するようにしましょう。
HDDとSSD
パソコンの記憶装置で、ファイルやデータを保存するのに使います。HDDとSSDの違いとしては、簡単に言うと読み書きの速度の違いです。SSDの方が読み書きが速いので、HDDからSSDにすると体感ではっきりとわかるレベルで動作が高速化します。その分SSDの方が価格が高くなっているので、予算と相談して決めると良いと思います。
デスクトップパソコンの利点
カスタマイズ性が高い
近年ではハイスペックのノートパソコンも多く出始めていますが、やはりどうしてもサイズや電源などの制約があるため、CPUやメモリなどのカスタマイズ性ではデスクトップ型の方が優れています。特にゲーミングPCやクリエイティブ用途のPCではその差が顕著に表れてきます。
価格が抑えられる
全く同じ性能のPCで考えた場合、ノートパソコンに比べてデスクトップパソコンの方が価格が安くなります。ノートパソコンの場合、パーツや本体の小型化にコストがかかってしまいますから、同じスペックでは比較的安く購入できるという点もデスクトップの利点といえます。
拡張性が高い
デスクトップパソコンには、USB端子をはじめとした外部端子が多く備え付けられているため、外部のハードウェア(キーボード、マウス、プリンター、ディスプレイなど)を複数接続することができ、拡張性に優れています。
また、デスクトップでは市販のディスプレイを利用するため、複数の作業を並行して行う場合や動画配信サービスで映画を観る場合など、大きな画面で快適に利用することができます。
ゲームをするならデスクトップパソコンがおすすめ
パソコンのゲームは高い性能を要求される場合が多いので、特にこだわりがなければデスクトップパソコンを購入することをおすすめします。同じ性能で比べた場合デスクトップの方が安価に購入できますし、静音や水冷などさまざまなオプションを選ぶこともできます。また、高画質なディスプレイの大きな画面でプレイできるのもデスクトップの魅力と言えます。
メーカー系とBTO系どっちがいい?
昔であればメーカー系はサポートが充実、BTO系はカスタマイズ性やコスパが高いというイメージだったのですが、近年はメーカー系でも自由にカスタマイズできるモデルが用意されていたり、逆にBTO系はサポートを充実させてきていたりと両者の違いは薄まりつつあります。
なので、どこで購入するかは自分の好みや決めてもOKだと思います。あとはもちろん用途や予算に応じて複数のショップを比較してみるというのも大事ですね。
いかがでしたか?一言でパソコンと言っても、お店によって様々な特徴を持った製品があります。デスクトップPCは長い期間利用しますし値段も高額ですから、自分の用途に合った製品選びを心掛けたいですよね。少しでも皆さんのパソコン購入の際の参考になれば幸いです。
【2020年版】