そらいろ!

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本を聴いて楽しむ!Audible(オーディブル)が凄かった

皆さんは「オーディオブック」というものをご存知ですか?本といえば目で見て読むもの!というのは当たり前の話ですが、どうやら最近はそうでもなくなってきているようです。

 

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Audible 公式サイト

 

オーディオブックというのは書籍を朗読した音声コンテンツのことで、プロの声優やナレーターの方が本の内容をそのまま読み上げてくれるというものです。画面を見る必要がありませんから、通勤や通学など本を開くのが難しい場所でも読書ならぬ聴書ができるという便利なサービスになっています。

 

小説などストーリー性の高い作品はラジオドラマのように、実用書や自己啓発なら学校の講義感覚でとにかく気軽に本に触れられるというところが大きな長所ですね。また、音声を聴くという形式のため語学学習などとも親和性が高く、多くの語学本などもオーディオブック化されています。

 

電子書籍のブランドによっていくつかの種類があるのですが、中でも今回は僕が普段使っているアマゾンのオーディオブックサービス「Audible(オーディブル)」をご紹介しようと思います。

 

 

Audible(オーディブル)の良いところ

20万冊以上の豊富なラインアップ

オーディオブックサービスの中でも、トップクラスのバリエーションがあり、国内外の様々な名作を聴いて楽しむことができます。従来の本に読み手の役割というものが加わったことによって、ナレーションの個性を生かした作品も多く生まれているなという印象もあります。

 

以下、その一例をご紹介します。一番右が朗読を担当されている方の名前です。

・「小説 君の名は。」(新海誠)/朴路美
・「この素晴らしい世界に祝福を!」(暁 なつめ)/雨宮 天
・「犬に聞いてみろ」(池井戸潤)/杏
・「神保町奇譚」(池井戸潤)/上川隆也
・「日の名残り」(カズオ・イシグロ)/田辺誠一
・「新宿鮫」(大沢在昌)/城田優
・「ロング・グッドバイ」(レイモンド・チャンドラー)/早乙女太一
・「有頂天家族」(森見登美彦)/岡本寛志
・「あの日」(小保方晴子)/小保方晴子
・「多動力」(堀江貴文)/片山公輔
・「世界を変えた 10 冊の本」(池上彰)/早川諄
・「道草」(夏目漱石)/石川悦子
・「たけくらべ」(樋口一葉)/小野慶子
・「オーバーロード」(丸山 くがね)/吉開 清人, 森 史絵
・「幼女戦記」(カルロ・ゼン)/山崎 健太郎, 佐野 愛

 

書籍のジャンルとしては純文学から実用書、ライトノベルまで幅広く揃っています。有名俳優さんが声を当てられているものや、小保方晴子さんの手記を小保方さん自身が朗読するというユニークなパターンもあって面白かったです。

 

 

あらゆる端末に対応している

PC、スマートフォン、タブレットなどあらゆる端末で利用できるので、いつでもどこでも自由に聴くことができるというのも嬉しいポイント。ダウンロード方式とストリーミング方式の両方に対応しているので、オフラインでも聞きたいときは事前にダウンロードしておくこともできますし、今すぐ聴きたいという場合はストリーミングを選べばOKです。

 

個人的には、車の中でラジオ感覚で聞けるというのが一番便利でした。運転中はさすがに本を読むことができませんが、オーディブルを使うとそういったシチュエーションでも利用することができます。

 

 

倍速再生が可能

読み手の方は、誰にでも聴きやすいよう比較的ゆっくりめで読み上げてくれるのですが、長編の小説とかだともう少しスピーディーに聴きたいという場合があります。そういった時にAudibleの機能で3倍までの倍速再生が可能なのでこれが非常に便利です。

 

もちろんナレーションのプロの方の朗読ですから、倍速にしても聴き取りづらくなることもなくとても快適でした。

 

 

読書の記録を管理できる 

読書好きの方に特におすすめの機能がこちら。何月何日にどれくらいの時間オーディブルを利用して本を読んだのかが自動的に記録されるので読み返すときにも便利ですし読書のモチベーションも高まります。

 

途中で中断してしまった場合などももちろん読み終えたところから再開することができますし、今のページから残り何分で読み終わるのか逐一確認することもできるなど時間管理がより捗る機能が多数搭載されています。

 

 

目が疲れない

寝る前に部屋を暗くしてからついついスマホを見てしまうという方も多いと思います。僕も実際そうだったのですが、オーディブルを始めてからは寝る前にオーディブルを聴くというのが習慣になってきたので夜に目が疲れなくなりました。

 

これも地味におすすめの利用法です。電気を消した状態でも利用できますから、睡眠の質を下げることなく読書を楽しむことができますし、心なしかリラックスして寝ることができるような気がします(ナレーションを担当されている方の声質にもよりますが笑)

 

 

無料体験で好きな本を1冊タダで読める

アマゾンのサービスではおなじみですが、オーディブルにも無料体験のサービスがあり、配信されている本の中から好きな本を1冊選んで無料で読むことができます。

 

この点も個人的には大きかったですね。使い始める前はそもそもオーディオブックが何なのかすらよくわかっていなかったですから笑。でも試しに使ってみたら結構いいなということで今でも継続利用しています。実際に使ってみないとわからない点も多いですから一度使ってみるというのはやはり大事ですよね。

Audible 無料体験

 

 

何かをしながら読書ができるという画期的なツール

読書は、基本的にその本1冊に集中して読むというのが当たり前ですが、オーディブルのようなサービスの登場によって別の作業をしながら本を読むことができるという新しい体験ができるようになったと言えます。

 

スキマ時間にちょこちょこ読み進めることも可能なので、これまで以上に気軽に本に触れることができるようになりますね。こうしたオーディオブックは新世代の読書ツールとして定着していく可能性が高いのではないでしょうか。

 

 

利用者の満足度が高く、ここ数年で急成長しているオーディオブック市場

Audibleをはじめとした本の朗読コンテンツは、ここ5年間で利用者数が3倍以上の伸びを見せていて、大手の出版社も続々と参入を表明しています。利用者のアンケート調査でも7割の人が読書週間が活発になったと感じているようで、今後の出版市場の活性化も期待されています。

 

本を「読む」だけではなく「聴く」ことができるようになったというのは軽いカルチャーショックというか、時代の進歩を感じますね。私は紙の本も大好きですが、新しい物好きな面もあるので便利なものはありがたく利用させていただいて読書ライフを充実させようと思います。皆さんもよかったらぜひ一度試してみてくださいね!

Audible 公式サイト