そらいろ!

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たまに見出しがしゃべったりします。

これから始める将棋初心者向けのおすすめ入門書10選

 

近年トップ棋士とAIソフトの対局や、最年少棋士藤井四段の活躍などでかつてない盛り上がりを見せている将棋界。高校時代3年間将棋部の私としては、昨今の将棋人気の上昇は嬉しいものです。

 

今でも対面やネット問わずよく将棋を指しているのですが、初心者の方によく言われるのが、「駒の動かし方は覚えたがそのあとどうすればいいかわからない」というものでした。かくいう私も、高校に入るまでは父親と遊びでたまに将棋に触れる程度でしたから、そういった悩みもよくわかります。

 

そこで、今回は「とりあえずこれを読んでおけば間違いない」と自信を持っておすすめできる将棋の入門向け書籍をご紹介します。初心者の壁を破り、自分の思い通りに将棋が指せるようになれば将棋の面白さは格段に高まるはずです!

 

 

〇全くの初心者向け(駒の動かし方から覚えたい人)

 

羽生善治のみるみる強くなる将棋入門

現在の将棋界で一番有名な棋士と言っても過言ではない羽生九段が書いた入門書。将棋未経験者を対象に、駒の動かし方から将棋の基本的な考え方、攻め方守り方などがわかりやすくまとめられている良書です。

 

駒がキャラクター化されていて子供でも見やすいビジュアルですし、もちろん将棋素人の大人の方が読んでもかなり読みやすくまとまっていると思います。将棋の神様と言われた羽生先生と一緒に1から将棋が学べるお得な本ですね。

 

これから将棋を始めたい方におススメの一冊です。
駒の名前、将棋でよく出てくる基本用語から一局の進め方まで易しく解説しています。
また、どうすれば有利に勝負を運べるかを5ヵ条にまとめています。
まずは駒を取ろう、から始まり最後は王様を取りに行くまでをわかりやすく説明しています。
この本を読んで、勝つコツを覚えて将棋を好きになってください。 

 

 

まんが将棋入門

「将棋を始めてみたいんだけど挫折しないか不安」という飽き性のあなたにはこちらの本がおすすめ。 私も過去によくお世話になったおなじみののマンガで学べるシリーズです。こちらも、駒の動かし方から始めて一通り戦えるようになるまでの内容となっています。

 

マンガで読めるということもあり、小学校~それ未満のお子さんでも将棋に興味を持てること間違いなし。現在発売されている将棋本の中では一番対象年齢が広い本だと思います。

 

「まんが」でドキドキ→「解説」でなるほど!→「練習問題」でばっちり!三つのステップで、だれよりも早く将棋のルールと戦法をマスターできます。待ちうけるステージは全部で五つ。各ステージでバトル(練習問題)を重ねてクリアしていく、ロールプレイングゲームのような楽しい入門書です。どこからでも読めるので、一度読んでから忘れてしまったことを読み返したり、さくいんや関連用語から知りたい内容のページを調べることもできます。

 

 

〇始めたての初心者向け(大体のルールは分かる人)

 

羽生善治のみるみる強くなる将棋 序盤の指し方 入門

「駒の動かし方は覚えたけど勝てるようにならない!」というそんなあなたにはこちらの本。今度は、対局が始まった序盤にどう指せばいいのか、なぜそう指すべきなのかがわかりやすく解説されています。

 

個人的に、初心者に将棋を教える際にはなぜそう指すのかという根拠を示すことが大切だと思っています。「序盤はこう指します、これがセオリーです」などと書かれた本は多くあるのですが、そう指すことでどのようなメリットがあるのかと詳細に解説している本は意外と少ない気がします。そういう意味でも次の1冊としておすすめの本です。

 

ルールを覚えたから、さあ対局!と意気込んだものの、初めから何をしていいのかさっぱり分からない。そんな初心者の方の声を聞きます。どうすれば勝てるのか?序盤は終盤と違い余りに手が広く、結果が見えにくいものです。然しながら、序盤にもセオリーがあります。まず、序盤の進め方を「覚える」のでなく、「理解して」ほしいとの思いで本書を編集しました。
まずは、序盤を優位に進めて勝つ楽しみを覚えてください。

 

 

マンガでおぼえる棒銀戦法

将棋の戦法の中で、初心者向けと言われる代表格に棒銀という戦法があります。 初心者向けと言いつつもプロ棋士の中でも「ひふみん」こと加藤一二三九段が好んで指すなど、実用性も兼ね備えた優れた戦法です。

 

こちらの本では、そんな棒銀戦法の基本を学ぶことができます。表題にもある通り、おそらくこの本を読めばその辺の友達には間違いなく勝てるようになるでしょう。いくら始めたばかりと言っても、やはり将棋は勝てなければ楽しくないですからね。勝ち方を覚えるという意味でもおすすめの一冊です。

 

駒の動かし方をおぼえたばかりの将棋初心者がまずマスターしたいのが棒銀戦法。本書は、棒銀の中でも指し方がもっともわかりやすく、単純ながら威力抜群の「原始棒銀」をとりあげ、らくにマスターできるようにまとめたマンガ本です。気楽にマンガを読んでいけば、むずかしい解説抜きで原始棒銀の基本と変化をかんたんにおぼえることができます。将棋をおぼえたばかりの子どもたちも、この一冊があれば友だちに勝てる!

 

 

1手詰ハンドブック

将棋で勝つためには、相手玉を詰まさなければなりません。「詰ます」というのは、次に相手がどこに動いても玉が取れる状態にするということです。これがなかなか難しく、「あそこでこう指していれば勝ってたのに」なんて後から後悔することもしばしばです。

 

こちらの本は、あと一手で勝てる状態のシチュエーションがまとめて掲載されており、この場面ではどのように詰ませれば良いのか、というノウハウを学ぶことができます。この本を読めば1手詰を見逃すことはなくなるはずですよ。

 

ゴルフのパッティングやサッカーのゴールなどと同様、「終わり良ければすべて良し」は将棋においても非常に重要です。最後に相手の玉を詰ますことができないと、将棋は勝つことができません。

本書は、文字どおり1手で詰む詰将棋300題を収録した問題集です。1手詰ですから考えれば必ず解けますので、ストレスを感じずに問題を解いていくことができ、その中で自然に駒の動かし方をマスターし、いろいろな詰みのパターンが身に付いていきます。

 

 

〇慣れてきた初心者向け(素人には勝てる人)

 

羽生善治のみるみる強くなる将棋 終盤の勝ち方 入門

序盤を覚えたら次は終盤の戦い方も学んでみましょう。こちらの本は、終盤では、何を優先して駒を動かすべきか、どうやって逃げられないよう相手を詰みに持っていくかなど、対局の後半で考えるべきことがわかりやすく解説されています。

 

なんとなくお気付きの方もいるかと思いますが、羽生九段は初心者向けの本を多く書かれていてどれも内容の優れたものばかりですから、自信を持っておすすめできます。どれを買うか迷ったらまずは羽生さんの本を読んでみると良いと思います。

 

終盤戦で最初に必要なのは、詰めるという行為を覚えることです。詰めるとは王手をかけて玉の行き所をなくす、という意味です。この詰めるを覚えると「終盤どう指していいかわからない」あるいは「決着のつけ方がわからない」という問題は、簡単に解決されるでしょう。そして、詰みを理解したなら、それを原点に詰めろ、必至、寄せという勝つためのテクニックも身につけてください。これら終盤のテクニックの基本を身につけるだけで、苦手だった終盤はがぜん面白くなるはずです! 

 

 

3手詰ハンドブック

これが解ければ初心者からレベルアップできる境界線がこちらの3手詰め。これを覚えれば実践でもかなり勝てるようになるでしょう。 ハンドブックで持ち運びにも便利なので、空いた時間にサクッと読める点も〇。

 

3手詰めでは1手詰めとは違い、相手の動きに対応する必要が出てきます。自分が指した後、相手がどう動いても次の手で詰ませる必要があります。詰将棋は、将棋の基本と呼ばれるほど大切な練習法ですから、徐々にマスターしていけると必ず役に立ちますよ!

 

 BASIC3手詰。実戦で役に立つ詰手筋満載。基本の3手詰200題。

 

 

羽生善治の定跡の教科書

棒銀だけではなく、そろそろ色々な戦法を使ってみたいという方はこちらの本がおすすめです。定跡を解説した本は多々ありますが、この本は将棋の基本的な戦法10種類を網羅的に解説していて、初心者にとって浅すぎず深すぎず過不足ない分量で書かれています。

 

千差万別の様々な戦法を見ているだけでも面白いですし、読んだらその戦法をすぐ使えるところまで書いてくれているところがありがたいです。私も最近読み返してみたのですが、ところどころ忘れていたところがあったりしたので軽い復習にも使えました。

 

アマの方はこれだけマスターして頂ければ十分と思われる10の戦法を解説しました。一手の意味を理解し、将棋をより楽しんで下さい。

 

 

将棋・ひと目の手筋

将棋には「詰め」以外に「手筋」と呼ばれるテクニックがあります。これは、中盤や終盤において、この場面ではこう指せば有利になるというパターンのことです。この本では、特に遭遇する頻度の高い場面が208題収録されています。

 

ある程度将棋を指してきた人なら、この形どこかで見たことある...という盤面ばかりで、実践でもかなり役に立つ本です。プロ棋士の感覚を学んで手筋をマスターすればあなたも中級者の仲間入りです。

 

「学校で将棋が流行っているけどなかなかライバルに勝てない」「飲み仲間のアイツをぎゃふんと言わせたい」そんな悩みをお持ちの方に、オススメなのが本書「将棋・ひと目の手筋」です。
実戦に現れることが多い頻出の手筋を全部で208問ピックアップしており、実戦にもすぐに役立ちます。すべてが部分図での出題となっており、図面を多く用いているため読みやすく、一問ごとに強くなります。この一冊でライバルに大きく差をつけてください。  

 

 

将棋のモチベーションアップにおすすめ

プロ棋士への登竜門と呼ばれる奨励会の世界を描いた小説です。将棋をテーマにした小説の中でも、実話をもとにしているだけあって将棋の激しさを臨場感のある描写で表現されています。

 

将棋の対局に疲れたら気分転換に小説でも読んでみると、違う角度から将棋を捉えることができますし、やる気も出てくるしで一石二鳥です。同じ著者の作品ですが、若くして亡くなった実在の天才棋士を描いた「聖の青春」もおすすめです。

 

奨励会……。そこは将棋の天才少年たちがプロ棋士を目指して、しのぎを削る”トラの穴”だ。しかし大多数はわずか一手の差で、青春のすべてをかけた夢が叶わず退会していく。途方もない挫折の先に待ちかまえている厳しく非情な生活を、優しく温かく見守る感動の1冊。第23回講談社ノンフィクション賞受賞作

 

 

 

いかがでしたか?今回は将棋初心者向けのおすすめ入門書をご紹介させていただきました。将棋を学ぶ際には、詰め込まずに自分のペースで進めることも大切です。何より楽しむことが一番ですから、今回紹介した本を通して思いっきり将棋の世界を楽しんでみてください!