そらいろ!

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そらいろ!

たまに見出しがしゃべったりします。

子どもの学力は親の学歴と収入で決まるのか

 

「お前んちは金持ちでいいよなあ」「私立の中学受験するんだって?」「俺なんか塾にも行かせてもらえないんだ、参考書も買ってもらえないし」「世の中不公平だよなあ」 

 

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関連性があるかないかと言われれば、間違いなくあると言わざるを得ないのが現状ですね。残念ながら。

 

親の学歴が高ければ当然年収も高くなるわけで。年収が高いとなれば小さいころから塾や私学に通わせることもできます。自分が高学歴であることによって自然と教育に対する関心が高くなることも予想されます。賢く頭のいい親を見て育った子どもは賢く育つでしょう。

 

あくまで可能性が高いというだけですべてがこれに当てはまるというわけではありませんが、親の学力が高ければ当然その子どもは受験競争で優位に立ちやすくなります。

 

じゃあそうでない家庭に生まれた子どもはどうすればいいのかなと。努力すればそんなの関係ないと言うのは簡単ですが、逆に言えば特別な努力をしなければ生まれ持った立場を逆転することができないということでもあります。富裕層の子どもたちがエスカレーターで有名私大に進学しているのを後目に、厳しい家庭環境に置かれた子供たちは大きなハンデを背負って勉強をスタートすることになります。

 

不公平ですね。不条理ですね。でも子どもたちにはどうすることもできません。あきらめるか猛勉強するか親を呪うくらいしかできることはありません。

 

それで、個人的に一番大きいのは金銭的な問題よりも親の教育に対する意識だと思うわけです。所得が低いとか学歴が無いとかそれは仕方のないことですし誰からも責められることはありません。ただ、もし子どもの勉強や学力に対しても無関心ということであれば、子どもたちはどうやって頑張ったらいいのでしょうか。助けてくれる人もいなければ応援してくれる人もいない。ひとりぼっちです。

 

 

だから、子どもに良い大学、良い企業に就職してほしいと思う人たちは、一生懸命自分の子どもに学ぶことの大切さを教えてあげればいい。そのことに比べたら所得の問題なんて些細なこと。 

 

でも、最初から子どもの学力とか、大学とかどうでもいいと思っている人たちもいる。これは本当につらい。つらいんだけど、じゃあみんな高い意識をもって子どもを教育しなさいとはだれも言わないし言えない。例えば家庭の事情から早く働きに出て家にお金を入れてほしいという家庭があったとして、それを拒否して借金をしてまで自分の行きたい大学に進学しなさいって他人がそんなこと言えますか?学校の先生でさえ言えない。親がダメだといえばそれで終わり。で、その様子を見ていた他人は子どもがかわいそうだと言うことすらできない。そもそもかわいそうだと思ってはいけない。だってそんなことを言えばその両親を侮辱することになるから。

 

だからこの問題について具体的に議論したり解決策が話し合われることは永遠にないだろう。だって存在してはいけない問題なんだから。解決なんかできないってみんな本当は知ってるんだから。行きたい大学に行けない子どもがかわいそうなんて本心で憐れんだところでこっちの立場が悪くなるだけ。

 

そしてこの問題に対する論説や評論は決まって「親の意識次第で差は埋めることができる」と言う。だってそうとしか言えないから。

 

でも、だからこそそれが本当に本当に大切なことなんだと思う。自分の子をかわいそうな子どもにさせないためには「親が子どもをサポートしてあげる」しかないんだから。

 

 

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