そらいろ!

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今すぐコミュ障を治すための3つの方法

 

人とコミュニケーションをとるってとても難しいことです。言葉を発するだけなら簡単ですが本当の意味で相手とコミュニケーションをとるとなるとなかなかうまくいかない。簡単でないとなれば当然人によって得意不得意が出てくるのでコミュ障とかいう言葉が出てくるわけです。

 

というわけで今回はコミュ障だと思われないようにするために必要な最低限のポイントを考えてみます。

 

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1. 相手の目を見る

 

これ一番目にして最重要です。他のことはできないとしても、これだけは絶対にやりましょう。人とコミュニケーションをとるうえで、相手の目を見るという行為はかなりのプラスイメージを与えます。

 

これは意外と苦手な人が多くて、無意識のうちに目をそらしてしまっていたりとかよくあるんですが、本当は簡単にできることです。もちろんずっと相手の顔を見つめる必要はなくて、思い出した時でもいいですし会話の最初と最後だけでもいいです。できるだけコンスタントに相手に視線を送ってみましょう。

 

会話中に一度も相手の目を見なかったりずっと下を向いていたりする人はコミュ障認定されても仕方ないかもしれません。それくらい重要。

 

口下手でもどもりでも大丈夫。とりあえず相手の目を見て話を聞いてあげましょう。それだけでちゃんと話を聞いているということを相手にアピールすることができます。

 

どうしてもできない......というひとは相手の鼻か眉間のあたりにでも視線を送っておきましょう。あなたが相手の鼻の形を観察しているだけで、目を見て話しているかのように見せかけることができます。

 

 

2. 自意識過剰をやめる

 

この記事を見てくれている人は少しでも人と喋りたいとかどもらないようにしたいとかいう向上心は持ち合わせているはずです。でも、なかなかうまくいかないなあと。

 

で、うまく喋れなかったり言葉が出てこなかったりする原因として一番多いのがこの自意識過剰問題。「こんなこと言っても嫌われないかな......」とか、「私のことキモイって思われてないかな......」とか。

 

自分の発言に対して相手がどう思うかなんてそんなこと知らんよ。もしわかるんだったらあなたはすごい能力をもっているのでそれは有効に使ってください。でも、考え過ぎて何も言わないよりはさっさと口に出してしまった方が絶対にいい。相手の感情を量ろうとしている時点で十分言葉選びはできてます。相手の気持ちに配慮してます。なのでいきなり嫌われるとかそんなことはまずありません。そもそも相手もこっちのことよくわかってないんだから、せいぜい「こういう感じの奴なんだな」くらいに思うだけ。それよりも、何も話さずに沈黙してしまう方が嫌な感じですよね。

 

というわけで、自分がコミュ障だと思うのをやめてみましょう。自覚があるのは別に悪いことではありませんが、「自分はコミュ障だ」という前提があるとどう考えても自信を無くしてしまいます。あなたは人より少し話すのが苦手かもしれませんがコミュ障ではありません。気のせいです。コミュ障だと思われそうという自意識過剰をやめましょうということで。

 

 

3. 相手を助けてあげる

 

ここまで読んでいただいて、「もっと具体的に言えやカス」と思った方もいると思うので、3つ目は少し実践的な解決策をご紹介。

 

ところで、少し話変わりますが「人と会話するのが面倒だ」と感じることってありませんか?コミュニケーションが苦手な人は特に。もちろん私もあります。

 

面倒だからしなくていいとは誰も思ってないとは思いますが、面倒に感じていることに対して人はどうしても消極的になってしまいます。でも、だからと言って「今は会話したくないのでちょっと黙ってて下さい」とは言えませんよね。で、話すのが面倒なのってたいてい自分とあまり親しくない相手なんですよ。自分の両親とか兄弟とか親友に対してなら誰だって気兼ねなく会話できます。よく見知った人と話すのは簡単なんだけど、知人隣人程度の人と挨拶以外の話をするとなると途端に難しくなってしまうのがコミュニケーションの難儀なところ。

 

じゃあそんな時どうすんのという話です。

 

ズバリ、相手を助けてあげましょう。これだけ。相手だって、あまりよく知らない自分に対して一生懸命話しかけてくれているわけですから、お互いに助け合いの精神を持てば気持ちよく会話できるはずです。具体的に会話相手のパターンとしていくつか挙げてみます。

 

① 相手が話がうまい人の場合

 

   A「最近暖かくなってきたなー」

   B「そうですね」

   A「そういえばこの前花見に行ってきたんだけどさー.........」

 

あまり考えにくいですがまずは理想的なパターン。この場合だとBであるあなたはたまに同意したり相槌を打ったりするだけで十分です。なぜなら、Aさんの「暖かくなってきた」というフリはその場しのぎの発言ではなく、花見に行ったという話題につなげるための前置きとしての発言です。計画的犯行です。こういったタイプの人であれば基本的に会話が長時間途切れて気まずくなったりとかいうこともありません。

また、話し上手な人の場合、会話が進むにつれて「Bさんは自分から話すのが苦手なのかな」と勝手に把握してくれるのでそれに乗っかるだけでOKです。相手に感謝しておきましょう。

 

 

② 相手がその場しのぎを繰り出してきた場合(普通の人の場合)

 

   A「最近暖かくなってきたなー」

   B「そうですね」

   A「もう4月だしなー」

   B「そうですね」

 

そうですね。ダメそうですね。これだといつ会話が途切れてもおかしくありませんし、何より会話に中身がなさすぎます。というわけで、あなたはそうですね以外の何かを考えて発言しなければならないということになります。

ここで、この場合の相手の心境を考えてみましょう。①のように具体的な話題を持ち合わせておらず、あまり広がりがなさそうだと思ってはいるものの沈黙を避けるために季節の話題を持ち出してきました。ただでさえ話題がないのに、何も考えずにそうですねとしか言わなかったらそりゃ会話は続きません。

ここでどうすればいいかというと、直前の発言に少しでも関係する名詞を一つ入れて返してあげましょう。例えば桜とか花粉とか、漠然とした季節の話題から具体的なものに対する話題に転換します。これによって今年花見に行った行ってないとか、毎年花粉症がひどいとか身近な話題に広がりを持たせることができます。

そんなの思いつかないという場合は関係なくてもいいのでとりあえず名詞を入れてください。この段階では、相手は何か会話の取っ掛かりを求めています。暖かくなってきたと言っているのは別にあなたと最近の気候に関する議論がしたいからではありません。悩んだ末の苦肉の策として一般的な決まり文句を持ち出してきたに過ぎないのです。

言い換えれば、「私は特に話題が思いつきません、助けてください」と言っているのと同じです。落ち着いてください。これはあなたにとって大チャンスです。ここで助けて恩を売っておきましょう。

 

 

③ 相手がコミュ障の場合

 

   A「」

   B「」

   A「」

 

まあこうなります。「そうですね」すら言わせてもらえません。もしあなたががんばって会話をつなげようとしても、おそらく相手はそれに答えてくれないでしょう。

ここでの直接的な解決策はあなたが①のAさんを装うことです。ただ、話すのが苦手な人にとって自分から話題を切り出すのはなかなか難しいことでしょう。

でも、よく考えてみてください。これはあなたのコミュ障を治す絶好のチャンスです。相手が黙っているので、主導権はあなたにあります。自分の好きな話題、好きな言葉で、ゆっくりでいいので会話の練習をしてみませんか?相手もコミュ障であれば、少しおかしなことを言ったとしてもからかわれたりする心配はありませんし、むしろ話しやすい人だと感謝されることすらあるかもしれません。

口下手なあなただからこそ口下手な相手に配慮したコミュニケーションがきっとできるはずです。

 

 

長くなりましたが、参考になりましたでしょうか。いきなり全部を実践するのは大変だと言う方は、まずは相手の目を見ることから始めてみましょう。少しは自分に自信が持てるはずです。