そらいろ!

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【2020】プログラミング初心者のためのおすすめ入門書10選

 

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近年、スマートフォンのアプリやWebサービスの多様化などでプログラミングはエンジニアだけでなく、私たちにとっても身近な存在になりつつあります。ほかの分野の学問に比べ、一人でもできる上に初心者のうちは決まり事を覚えさえすればプログラムが書けるようになるため、他の分野に比べ独学に向いているとも言えますし、さまざまな種類の専門書が発売されています。

 

しかしながら、「やってみたいんだけど難しそう......」とか「本は買ってみたんだけど難しくて挫折した」など、ある種の敷居の高さがいまだに存在していることも事実です。で、何がその壁を生み出しているかといえばやはり、英語で書かれた一見暗号のようにも見えるプログラムの見た目にやられてしまう人が多いように思います。実際コードの中には記号や専門語も多く、確かに私たち日本人にとってはとっつきにくい部分もありますよね。

 

そこで今回は、全くの素人でゼロからプログラミングを学びたい!という方向けに、プログラミング初学者に最適なおすすめの入門書をご紹介したいと思います。

 

 

 

 

小学生からはじめるわくわくプログラミング

小学生からはじめるわくわくプログラミング

小学生からはじめるわくわくプログラミング

 

「いきなりバカにしてんのか」と言われそうですが、もちろんそんなつもりはありません。この本の表題を見ればわかるように、一見難しそうに見えるプログラミングは本来小学生からでも始めることができるものなのです。難しくて理解できなかったとすれば、それは教える側に問題があります。

 

もしあなたがこの分野に対して何の知識も持たない初学者であるならばこの本を読んでみることを強くお勧めします。小学生でも読めるように書かれた本ですが、決して内容が浅いとか幼稚だとかいうことはありません。読み進めていけば実際に簡単なプログラムを作ることもできますし、プログラムに対する理解を深めるという意味では最適の1冊です。

 

専門書の内容は難しければよいというわけでもありません。初心者向けの参考書となればなおさらです。簡単なこと、基本的なことを当たり前に理解しているというのもまた大事なことです。間違いなくあなたの興味をより深めることができる、そんな1冊です。

 

 

これからはじめるプログラミング基礎の基礎

[改訂新版] これからはじめるプログラミング基礎の基礎

[改訂新版] これからはじめるプログラミング基礎の基礎

 

この本は、プログラミングを始めるのに必要な基本知識、考え方がわかりやすくまとまっています。そもそも基礎以前に、プログラムってなに?という初心者の方には是非この本をおすすめします。

 

プログラムがどういう場面で使われているのか、なぜ必要なのか、プログラムを書くにはどうすればよいのかなど、ほかの本では当然知っているだろうと省略されているような入門以前の内容が余すところなく書かれています。

 

この本を読んだだけですべてのコードが書けるようになるわけではありませんが、だからこそ信頼できる1冊です。この本を先に読んでおけば、どのような入門書を読んでも置いていかれることはなくなります。腰を据えてゼロからプログラミングを勉強したいという方にもおすすめ。

 

 

いきなりはじめるPHP

いきなりはじめるPHP~ワクワク・ドキドキの入門教室~

いきなりはじめるPHP~ワクワク・ドキドキの入門教室~

 

何でもいいからとにかくプログラムを書き始めたい!というせっかちなそこのあなたはこの本でいきなり始めてみましょう。この本は、実際にコードを書きながら、プログラミングの楽しさを知ってもらいたい!というコンセプトの本です。

 

いきなりはじめるとか言ってるので不安を覚える人も少なからずいるかとは思いますが、当然初心者が予備知識なしで始めるということを前提にしていますので安心です。この本の特徴は、先ほども言ったようにいきなり書き始めるということです。具体的には、Webページのプログラミングを行います。実際にWebサイトを制作しながら、プログラミングを学ぶことができるためモチベーションの維持につながります。もちろん難しいことは書かれていませんし分量も少なめなので、スラスラと読みやすい点も〇。

 

あと、この本を読んでおけば「俺Webサイト作ったことあるんだぜ」という感じで人に自慢できます。地味に嬉しくないですか?

 

 

入門者のJavaScript

入門者のJavaScript (ブルーバックス)

入門者のJavaScript (ブルーバックス)

 

コンパクトで読みやすい新書サイズの入門書。「プログラムとは何か」から入って実際にプログラムを書けるところまでこれ1冊にまとまっているブルーバックスのWeb技術書。作りながら学べるという点では「いきなりはじめるPHP」と双璧をなす存在となっています。

 

初心者にありがちな疑問にもしっかり答えていますし、数少ない持ち運べるサイズのプログラミング教本という意味でもはじめの一歩として最適な1冊。

 

ところで、「さっきからPHPとかJavaScriptとかよくわかんないんだけどどれをやったらいいの」と思われている方がいらっしゃるかもしれませんが、どれを選んでも問題ありません。ここで紹介している本は、特定のプログラミング言語を勉強するためのものではなく、あくまで右も左もわからない初心者がこの分野に入門する、という目的においてご紹介していますので、言語に関してはあまり気にせず、自分の好みで選んでみましょう。そうしてプログラムに慣れたあとに特定の言語に対する理解を深めていくのがいいと思います。

 

 

プログラムはこうして作られる

プログラムはこうして作られる―プログラマの頭の中をのぞいてみよう

プログラムはこうして作られる―プログラマの頭の中をのぞいてみよう

 

こちらはただの教本ではなく、プログラマーがプログラムを作るときに何を考えているのかといった思考の流れを詳しく教えてくれる本です。具体的には、プログラマがテトリスを作ろうと思った時にどういうプロセスを経てゲームの制作に至っているのかを1から10まで追いかけます。

 

とは言いながらも、この本を読むにあたって高度な専門知識は必要ありません。パソコンの使い方さえ知っていれば読めます。

 

いきなりプログラムを作れと言われても多くのひとはどうしたらいいかわかりません。経験者でもそうです。そこで、第一線で活躍しているプログラマーが「こんなプログラムを作ろう!」となった時にどのように制作していくのかを知ることができるとても貴重な内容です。実際に読んでみて、この本ぜひ初心者の方にこそ是非読んでほしいと感じました。プログラミングを始める「きっかけ」にもなりうる良書です。

 

 

スッキリわかるJava入門

Webプログラミングの参考書としてトップクラスの人気を誇る本。オブジェクト指向のプログラミング言語であるJavaを取り上げ、初学者でもわかりやすいようなストーリー仕立てでの構成が大変好評を博しています。

 

個人的にもプログラミングをやってみたいという初心者の方には手放しでおすすめできる入門書かと思います。文章ではわかりづらい場面にはイラストが挿入されており、読者がイメージしやすいような配慮があり、少し分厚いですが読みやすさはピカイチ。

 

 

Scratchではじめよう! プログラミング入門

Scratchというプログラミング学習用の言語を取り上げて入門書としてまとめられた本です。「ゲームを作りながらプログラミングを習得できる」というキャッチコピーの通り、1冊を通してシューティングゲームを開発するという構成になっています。

 

Scratchという言語自体まだまだ日本ではメジャーではありませんが、直観的なインタフェースでプログラミング教育用として大変高い評価を得ている開発環境ですから、入門書としては最適でしょう。最初に紹介した「わくプロ」を読み終えた次の一冊としてもおすすめ。

 

 

プログラムはなぜ動くのか

こちらはプログラムがどのように動くのかという部分にフォーカスした参考書。プログラミングを実行したときにパソコンの中では何が起こっているのか、各パーツがどのような役割を担っているのかという基礎的な事項を学ぶことができます。

 

プログラミングを始める上で、やはり動く仕組みを知っているのと知らないのでは大きな差がありますから、「そもそも自分が使ってるPCやスマホってどうやって動いてるの?」という疑問をお持ちの方は読んでみて損はしないと思いますよ!

 

 

ゼロから作るDeep Learning

最近話題の機械学習について書かれた入門書。本来ディープラーニングといえば、プログラマーの中でも知識のある人が触れるものというイメージだったのですが、開発環境の改善などによって、初心者でも十分挑戦できるような題材になりつつあります。

 

本書は、現在発売されている機械学習系の言語で一番初心者向けでわかりやすい本だと思われます。学習の仕組みから、実践的な技法まで幅広く取り上げられており、昨今のトレンドともいえるディープラーニングを勉強するならこれで決まり!

 

 

アルゴリズム図鑑 絵で見てわかる26のアルゴリズム

プログラミングを行う上で必要なアルゴリズムの理解を助けてくれるのがこちらの本。例えば、数字の並べ替えの方法や暗号の仕組みなど、どのプログラミング言語でも共通して役に立つアルゴリズムを取り上げ、解説されています。

 

元々、アルゴリズムは理解が難しい部分もあり敬遠されている方も多いかと思うのですが、絵で見てわかるというタイトル通り、1つの項目ごとにカラーのイラストがふんだんに用いられていて非常にわかりやすく初学者の方でも十分理解できる内容にまとまっています。

 

 

 

いかがでしたか?プログラミングは将来的にも大きな可能性を持った分野です。あなたの発想ひとつで世界を変えることだってできます。そんな素敵な世界にあなたも一歩踏み出してみませんか?